clear plastic bottle on green grass

– プラスチック-

プラスチックは20世紀に入り、人類の生活に革命をもたらした素材です。1950年代には、その軽量性や耐水性から、包装材や製品の製造に広く利用されるようになりました。しかし、その利便性と共に、大規模な環境問題を引き起こす要因となってきました

プラスチックの課題
枯渇資源である化石燃料に依存すること
使用後の不適切な処理により、海洋や陸上の生態系に深刻な影響を与えていること
マイクロプラスチックによる環境や人体への影響が懸念されること
製造・加工・廃棄の過程で、温室効果ガスが排出され、気候変動に影響を与えること
使用済み製品が途上国等に渡り新たな問題を引き起こしていること
手軽に使い・廃棄できることで、線形の経済システムを助長すること1

私たちは、次のような視点で、プラスチック問題にアプローチし、社会変革につながる提案・実践を行っています。

– 廃プラスチックを生み出さない生活や事業活動の提案
– ローカルで実施可能で、誰もが参加できる仕組みの構築
– 限られた資源を循環させる、廃プラスチックの有効活用
– これらによって人々のウェルビーイングを向上させる取り組み

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    2022.10-2022.12
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    国内初、大学を拠点にしたプラスチック資源回収実証を福岡大学で実施

    「プラスチック再生材の市場と利用可能性に関する研究会」において、花王株式会社、三菱ケミカル株式会社、株式会社リコーの協力のもと、国内初の大学を拠点としたプラスチック資源循環実証を福岡大学で実施しました。

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    2022.9
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    【学会発表】プラスチック製造関係事業者の再生素材の使用に関する実態調査

    再生プラスチック材の使用促進に向け、樹脂製造関係事業者に対し、再生樹脂の使用に関するアンケート調査を実施し、その結果を廃棄物資源循環学会研究発表会にて発表しました。再生樹脂に求める物質的・コスト的条件、再生樹脂を使用する際の不安・懸念、プラスチックに関する社会的情勢についての認知に関して質問を行った結果、物質的条件について、「バージン材と同等の物性であれば使いたい」という回答が71%、コストについては、「バージン材より安ければ使用したい」という層が81%、「同価格帯であれば検討する」(33%)が「そう思わない」(41%)を下回り、コストに対するシビアな感覚が明らかになりました。

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    2023.3
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    R5個別研究「プラスチックのリサイクルに関する研究」報告書

    「令和5年度、個別研究として取り組んだ「プラスチックのリサイクルに関する研究」の報告書として、関連する事業および研究の活動概要をとりまとめました。

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    2023.3
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    講演「廃プラスチックの循環における情報連携の課題とサーキュラー・エコノミー実現への展望」

    廃棄物資源循環学会若手の会・環境技術学会「若手の会」主催の合同セミナー「デジタル技術の環境分野への適用事例と課題」にて講演しました。

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    2022.10-2022.12
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    国内初、大学を拠点にしたプラスチック資源回収実証を福岡大学で実施

    「プラスチック再生材の市場と利用可能性に関する研究会」において、花王株式会社、三菱ケミカル株式会社、株式会社リコーの協力のもと、国内初の大学を拠点としたプラスチック資源循環実証を福岡大学で実施しました。

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    2022.9
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    【学会発表】プラスチック製造関係事業者の再生素材の使用に関する実態調査

    再生プラスチック材の使用促進に向け、樹脂製造関係事業者に対し、再生樹脂の使用に関するアンケート調査を実施し(2022年2月)、その結果を廃棄物資源循環学会研究発表会にて発表しました。再生樹脂に求める物質的・コスト的条件、再生樹脂を使用する際の不安・懸念、プラスチックに関する社会的情勢についての認知に関して質問を行った結果、物質的条件について、「バージン材と同等の物性であれば使いたい」という回答が71%、コストについては、「バージン材より安ければ使用したい」という層が81%、「同価格帯であれば検討する」(33%)が「そう思わない」(41%)を下回り、コストに対するシビアな感覚が明らかになりました。

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    2022.4-2025.3
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    【採択】環境研究総合推進費【3G-2202】地域特性によるプラスチック回収資源化システムのモデル・シナリオ形成

    2022年4月、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ新法)が施行されました。プラ新法では、プラスチックの製造・消費・運搬・再生などを含むサプライチェーン全体で、プラスチックの利用削減および再生利用に向けた取り組みを進めることが求められています。なかでも、一旦市場に出回ったプラスチックの回収は、非常に困難な課題として認識されています。そこで本研究では、福岡大学、九州大学、北九州市立大学と協働で、地域特性に応じた効果的な回収・資源化システムに関する研究を行っています。

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    2020-
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    福岡筑後プラスチックリサイクルループ推進協議会

    福岡県南筑後地域において、地域でのプラスチック循環モデルを確立し、九州・全国・世界へとそのモデルを展開することを目指して活動を行っています。