green leafed plant

Well-being

ウェルビーイングは、最高善とも言われ、アリストテレスの時代から哲学者らによって議論されてきました。議論の中心は、ウェルビーイングとは何かを紐解こうとする試みにあります。現在、ウェルビーイングは、ポストSDGsのコンセプトとしても期待される人類の共通語になりつつあります。しかし、その実態はまだよく理解されているとは言えません。

ウェルビーイングは次のように定義されています:

ウェルビーイングとは、個人およびコミュニティが身体的、物質的、精神的、社会的に良好な状態を保ち、充実感や満足感を感じる状態を指します。これには、健康、経済的安定、環境との調和、日々の喜び、自己実現の機会、人間関係など、さまざまな要素が含まれます。

つまり、わたしたちの健康、暮らす環境、「嬉しい・楽しい」などのその時々の気持ち、長期的に得る人生の意義、人とのつながりにおける良い状態です。
ウェルビーイングは、すべての人が享受すべき状態であり、形も実現の方法も様々です。

この定義を踏まえて、私たちはウェルビーイングの向上に向けた具体的な施策やアプローチを検討し、実行に移していくことが求められています。社会全体でウェルビーイングを推進するためには、政策立案者、企業、市民社会など、多様なステークホルダーが協力し合うことが重要です。A lutenでは、こうした人間のウェルビーイングに加え、私たちの生活を支える土台である地球のウェルビーイングについても考えていきます。

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    2024/9/4
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    登壇「9/24福岡・オンライン開催┃持続可能な社会の実現に向けて 」

    代表の菊澤がフェローを務める福岡アジア都市研究所では、新たな都市の評価に関するセミナーを開催します。
    菊澤はパネルディスカッションの司会進行として登壇し、企業や大学で問題解決に取り組む3氏と議論を盛り上げます。

    福岡アジア都市研究所(URC)では、2022~2023年度の総合研究として主観的評価を重視する「ウェルビーイング」をテーマに、新たな都市の評価に関する研究を実施しました。人々の価値観の転換や多様化等を背景に、求められる都市像が変化する中、まちづくりの指標について研究結果を報告します。


    福岡アジア都市研究所(URC)令和6年度第1回都市セミナー開催概要

    テ ー マ 「持続可能な社会の実現に向けて ~ウェルビーイングと公平性の視点から~ 」
    日  時 令和6年9月25日(水) 14:00~16:30(開場13:30)
    参加方法 会場・オンラインのどちらでもご参加いただけます。
     会   場┃福岡国際会議場4階 中会議室(411・412)〔福岡市博多区石城町2-1〕
     オンライン┃Zoom にて配信します。
    次  第

    開会挨拶  公益財団法人福岡アジア都市研究所 理事長 坂井 猛
    研究報告  公益財団法人福岡アジア都市研究所 研究主査 山田 美里
    講    演  健康住宅株式会社 代表取締役 畑中 直 氏
    基調講演  九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 マルチスケール構造科学ユニット
    准教授 アンドリュー・チャップマン 氏
    意見交換  司会進行:一般社団法人 A luten 代表理事 菊澤 育代 氏
    質疑応答  パネリスト:アンドリュー・チャップマン 氏、畑中 直 氏、山田 美里

    今回のセミナーでは企業の「ウェルビーイング」への取組みや公平性の視点からの脱炭素社会への転換に向けた取組みなど、持続可能な社会の実現に向けたアクションについて共有、考察を深めるとともに、後半ではトークセッションで意見を交わし、参加者を交えた質疑応答を行います。お誘い合わせの上ぜひご参加ください。

    事前の参加登録が必要となります。
    詳細はURCのWEBサイトでご確認ください。
    https://urc.or.jp/seminar/event/r6seminar-1/

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    2024/04/25
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    【研究報告】『ウェルビーイング~新たな都市の評価に関する研究II~』2023年度URC総合研究報告書が発刊

    『ウェルビーイング~新たな都市の評価に関する研究II~』(2023年度URC総合研究報告書)が(公財)福岡アジア都市研究所より発刊されました。2022年度から取り組んできたウェルビーイング研究の一貫で実施したアンケートの分析結果や、ウェルビーイングを政策に取り入れるにあたっての手法など、市民のウェルビーイングを実現するノウハウが詰め込まれています。

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    2024/03/20
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    【研究報告】「主観的ウェルビーイングの規定因と政策形成に向けた考察」が公開

    「主観的ウェルビーイングの規定因と政策形成に向けた考察」(研究報告)が福岡アジア都市研究所紀要「都市政策研究」第25号に掲載されました。

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    2024/03/20
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    【研究報告】「政策における主観的指標の役割 ― ウェルビーイングの政策的展開を見据えて ―」が公開

    「政策における主観的指標の役割 ― ウェルビーイングの政策的展開を見据えて ― 」(研究報告)が福岡アジア都市研究所紀要「都市政策研究」第25号に掲載されました。

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    2023.8.27
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    登壇『SDGs未来都市に南阿蘇村がふさわしい理由』

    南阿蘇村と九州大学景観研究室との共同開催のシンポジウムに代表の菊澤が登壇しました。絶景の山々に囲まれた美しい南阿蘇村に魅了されつつ、この美しい景観をいかに次世代に引き継いでいくか…、村長もご登壇の中、非常に興味深い議論に参加することができました。

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    2023.3
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    ウェルビーイング~新たな都市の評価に関する研究~

    人々の価値観の転換や多様化等を背景に、「ウェルビーイング」という概念が広まる中、ウェルビーイングの定義や政策への導入手法について検討しました。