内閣府経済社会総合研究所(ESRI)より、ウェルビーイングに関する最新の研究論文が公表されました。
当法人代表の菊澤育代は、本論文の執筆にあたり、分析の視点等についてコメントを提供いたしました。
今回の論文では、個人の生活満足度を評価する際に、「自分にとってどの程度がふさわしいか(理想の基準)」に着目しています。たとえば、生活満足度を10点満点で評価するとき、「自分にとっては何点くらいが理想なのか」という基準は、人によって異なります。本研究では、満足度の点数そのものだけでなく、その背景にある「理想の点数」との差に注目することで、主観的ウェルビーイングをより深く理解しようとする内容となっています。
このように、回答者自身が思い描く基準と実際の評価を見ることは、「満足の基準そのものが人によって異なる」という主観的ウェルビーイングの特徴を踏まえた満足度の理解につながると考えられます。
ウェルビーイングの測定手法や、主観的データの政策活用に関心のある方は、ぜひご一読ください。そして、「自分にとっての理想の状態とはどのようなものか」考えてみませんか。
■ 論文掲載情報
タイトル:理想とする生活満足度の特徴 -現在の生活満足度との比較【ESRI Research Note No.95】
発表機関:内閣府 経済社会総合研究所
発表日:2026年(令和8年)3月
詳細URL: 内閣府経済社会総合研究所の公式ウェブサイトをご確認ください。