再生プラスチック材の使用促進に向け、樹脂製造関係事業者に対し、再生樹脂の使用に関するアンケート調査を実施し、その結果を廃棄物資源循環学会研究発表会にて発表しました。再生樹脂に求める物質的・コスト的条件、再生樹脂を使用する際の不安・懸念、プラスチックに関する社会的情勢についての認知に関して質問を行った結果、物質的条件について、「バージン材と同等の物性であれば使いたい」という回答が71%、コストについては、「バージン材より安ければ使用したい」という層が81%、「同価格帯であれば検討する」(33%)が「そう思わない」(41%)を下回り、コストに対するシビアな感覚が明らかになりました。